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イチジク
いつ買える?
8~10月
◎おいしい見分け方
人肌くらいの軟らかさで、色は赤紫色、手で持って重量感のあるものがおいしい証拠。通常は、買った日から約2日で食べ頃になります。
◎保存方法
イチジクは傷みやすい果物なので、温度の高い場所には長時間置かないようにしましょう。ビニールやポリの袋に入れて冷蔵庫で保存してください。そして、なるべく早く食べるようにしましょう。
冷凍保存する場合は、解凍してから食べやすいように、先に皮をむいてからラップに包んで冷凍します。
旬の時期カレンダー
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
イチジク
おいしい食べ方
生食するのが普通ですが、パンに入れて焼いたり、ジャムにして食べたりもできます。特にヨーロッパでは、数あるジャムの中で、イチジクのジャムが最高級とされています。ペクチンが多いので、クエン酸を加えると、味が引き締まり、色も鮮やかになります。この他、皮付きのまま砂糖漬けにし、水分がなくなるまで煮詰めた後冷やし、冷凍保存すると長期保存することができます。
生食する場合は、常温で食べると、甘みが損なわれずおいしいとされています。冷蔵庫に入れる場合は、30分程度にし、あまり冷やしすぎないようにしましょう。皮をむく時は、軸を持って、バナナの皮をむく要領で、やさしく、厚くむくのがコツです。
豆知識
由来
イチジクは、西アジア原産のクワ科の落葉小高木の果実です。
その歴史は紀元前からで、ザクロ、ブドウと並び世界的に古くからある果実の一つです。旧約聖書に出てくるアダムとイブの話では「知恵の木の実」または「禁断の果実」と呼ばれていました。
日本には17世紀(江戸時代)に中国から伝わり、薬の木として一般家庭の庭にも植えられました。日ごとに一個ずつ熟していく様子から、「一熟(いちじゅく)」と呼ばれていました。
特徴
イチジクは、初夏に花軸(花の付着する部分)が肥大成長した花嚢(かのう)を、花腋(かえき:葉の付け根)につけ、内面に無数の花をつけます。一日一個ずつ熟すから、または1か月で熟すから、「一熟」と名がついたという説があります。漢字で「無花果」と書くのは、花が内面についていて、外からは見えないためです。雌雄異花で、食べる部分は「花托(かたく)」にあたり、噛んだ時に種の粒々した食感と独特の甘味と香りが広がります。

国内で流通しているイチジクの約8割は「桝井ドーフィン(ますいドーフィン)」という品種です。その他「蓬莱柿(ほうらいし)」や「とよみつひめ」、「ビオレ・ソリエス」などがあります。近年、バナーネやキング、コナドリアなど海外の白いイチジク品種の栽培も増えてきています。
産地レポート
イチジクは成長が早いため、毎年、剪定をしなければなりません。苗を定植した後、すぐに剪定をして、土台になる枝を作ります。その土台の枝から毎年小枝が成長し、そこに果実をつけます。果実は毎日収穫できます。果実を収穫し終わったら、小枝に当たる部分はすべて切除して来年に備えます。
JA遠州中央では、平成19年より新規栽培希望者を募り、”いちじくウェルカム講座”を開講し、栽培面積や出荷量増大に取り組んでいます。平成26年度は、生産農家は48軒で耕作面積は6.0haとなっています。出荷時期は7月下旬~11月までです。
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