チンゲンサイ(青梗菜)
- ◎おいしい見分け方
- チンゲンサイは、葉の緑色が濃く、軸が短めで、葉が密に付いているものを選ぶと良いでしょう。葉に厚みがあり、根元がふっくらとしているものに、より甘味があります。
なお、鮮度が落ちるとともに葉の色が薄くなり、黄色く変色してきますので、新鮮なうちに調理しましょう。
- ◎保存方法
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乾燥を防ぐために濡れた新聞紙などで包み、ビニールやポリの袋に入れて冷蔵庫の野菜室に立てて保存しましょう。
旬の時期カレンダー
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チンゲンサイ(青梗菜) |
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農産物のご購入
※販売品目は、時期や店舗により異なります。詳しくは、各店舗へお問い合わせください。
おいしい食べ方
チンゲンサイはクセやアクが少なく、軟らかいので、炒め物のほか、茹でたり、餡かけにしたりしてもおいしいです。また、茹でる時は油を入れた湯で茹でると、熱湯の温度が上がって手早く茹でられ、より一層色鮮やかに仕上がります。
栄養分の流出を防ぎ、色鮮やかに仕上げるためには、塩を振って油で炒め、しんなりしたら半分浸かる程度の熱湯で火を通すといいです。
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青梗菜炒飯(チンゲンサイチャーハン)
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青梗菜牛肉(チンゲンサイニューロウ)
豆知識
- 由来
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チンゲンサイは、中国中南部が原産地で、現在では中国における青菜の栽培量の約6割を占めているといわれています。
JA遠州中央では、昭和54年に導入した磐田市(旧豊田町)が中心となり、一大産地化が図られ、全国に普及しました。静岡県では年間を通して出荷され、全国シェア上位の産地となっています。
- 特徴
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チンゲンサイは最もポピュラーな中国野菜のひとつです。ハクサイやカブなどと同じアブラナ科の野菜の仲間です。シャキシャキとしていて、ほのかに甘みがあり、煮崩れしないのが特徴。中華料理はもちろん、西洋料理にも合う万能野菜です。
暑さや寒さに強く、生育期間が短くて連作も可能な野菜です。葉色が濃緑色、葉柄の部分も淡緑色をしていることから青梗菜の名があります。
産地レポート
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JA遠州中央管内で生産されるチンゲンサイは、周年栽培されています。苗を植えてから、夏季は約20日、冬季は約60日で収穫されます。
ビタミン、カルシウムを多く含んだ美味しいチンゲンサイ作りのために、日々研究開発が行われています。