JA遠州中央は、太平洋に面した日本の真ん中、富士山と茶で有名な静岡県の西部地方(遠州地方)にあり、天竜川東岸の3市1町(平成4年JA発足時は3市8町2村)をエリアとする大型JAです。面積では遠州地方の約半分をカバーしています。本店は、サッカーJリーグ「ジュビロ磐田」のホームタウン「磐田市」にあります。
JA遠州中央は、3市(袋井市、磐田市、浜松市天竜区)1町(森町)の行政区を管内に持ちます。南北約80km、東西約20kmで遠州灘から長野県境まで至り、ちょうど伊豆半島を逆さにしたような形をしています。
北部地域は山間部が多く、広大な森林に恵まれ林業が栄え、農作物ではおもに茶の栽培が盛んです。
また、中央部から南部にかけての平野部は、東海道や東名高速道路、新東名高速道路が通り、商工業が発達。
農作物では静岡県内一の穀倉地帯といわれる米をはじめ、茶や海老芋、白ネギ、レタスのほか、「ときめき野菜」と称するチンゲンサイを代表とした中国野菜など、さまざまな作物が生産されています。
名称 |
エンシュウチュウオウ ノウギョウキョウドウクミアイ 遠州中央農業協同組合(JA遠州中央) |
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設立 | 平成4年10月1日(磐周12JAが合併) |
出資金 | 31億4,502万円 |
代表者 |
経営管理委員会会長 大𣘺 照弘 代表理事理事長 山田 耕司 |
所在地(本店) | 〒438-0086 静岡県磐田市見付3599-1 |
支店・営農センター等 | 本店・26支店・4営農センター・11店 |
組合員数 | 合計:42,806人 【内訳】正組合員:14,989人、准組合員:27,817人 |
職員 | 合計:676人(104人) 【内訳】男性:412人(41人)、女性:264人(63人) カッコ内は臨時職員、パート他人数 |
事業実績 |
●金融事業 ・貯金 5,905億7,748万円 ・貸出金 962億6,829万円 ●共済事業 ・長期(生命・建物)共済保有高 1兆5,150億1,197万円 ・年金共済保有高 140億8,421万円 ●販売事業 ・農畜産物取扱高 90億6,073万円 ●購買事業 ・購買品取扱高 38億2,519万円 |
事業内容 |
●金融事業 貯金、融資(住宅ローン・リフォームローン・マイカーローン・農業制度資金等)、 為替(振込・送金および手形等の取立)、相談業務(資金運用・年金・相続・税務) ●共済事業 生命総合共済、建物更生共済、年金共済、自動車共済、自賠責共済、火災共済、傷害共済 ●営農事業 営農指導、生活指導、農畜産物の集出荷・販売 ●購買事業 生産資材・生活資材の供給 ●宅地等供給事業 宅地建物取引の仲介・斡旋 ●加工事業 茶・紫蘇・餅 ●利用事業 ライスセンター、選果場、育苗 |
子会社 |
●株式会社ジェイエイ遠中サービス 設立:平成8年2月6日 資本金:5,000万円 事業内容:ガソリンスタンド、農業機械、スーパーマーケット・コンビニエンスストア、葬祭、生活、保険代理店 ●有限会社遠中農園 設立:平成3年1月8日 資本金:300万円 事業内容:農産物の生産販売、農作業の代行請負・委託 |
JA遠州中央は、磐周地域12JAが平成4年10月1日に合併し、誕生した農業協同組合です。「農業を通じて新しい時代の住みよい社会と 健やかでうるおいのある生活を地域の人たちとともに育み高めつづける」という基本理念のもと、地域農業・地域社会の発展のために日々努力を続けています。
それぞれに個性を持った磐周地域の12JAが平成4年に合併し、JA遠州中央(遠州中央農業協同組合)として新たな歩みを始めました。このことは、私たちをとりまく環境が大きく変化していく中で、姿も実態も真に地域から求められる「JA」を目指す私たち自身の決意表明でもあります。そして「明日へ向かってジャンプ!」をスローガンに“未来にはばたくJA”“信頼と活力のあるJA”“地域とのふれあいを大切にするJA”“気軽で楽しい夢のあるJA”であることをJA遠州中央の理念像としました。
12JAの合併は、まさに異なる種子の交配から生まれた、これまでにない優れた新種子の誕生でなければなりません。この新種子が磐周地域の豊かな土壌に育まれ、理想の「JA」へと開花し、豊かな実りをもたらす・・・そんな大きな期待が込められた新種子を、上昇する楕円にシンボライズしました。そしてマーク全体では、3つの楕円の孤が描く遠州中央のイニシャル「E」と「C」から新種子が勢いよくジャンプしていく様が示されています。“明日に向かってジャンプ”するJA遠州中央のイメージ目標が、合計4つの楕円のみごとな組み合わせのバランス感覚に表現されています。
わたしたちJA遠州中央は農業を通じて、
新しい時代の住みよい社会と健やかでうるおいのある生活を
地域の人たちとともに育み高めつづけます
基本戦略1 生産部会の「めざす将来像」の実現を通じた農業所得の向上
基本戦略2 産地とJAを支える担い手の育成・確保
基本戦略3 再生産価格の確保に向けた販売機能強化
基本戦略1 多様化・高度化する農業経営に応える営農指導体制の構築
基本戦略2 農業メインバンク機能の発揮
基本戦略1 対話を通じた組合員との関係構築と組織基盤強化
基本戦略2 協同組合としての役割を発揮する役職員づくり
基本戦略3 「食」「農」「JA」への理解促進に向けた広報活動の強化
基本戦略1 収支均衡に向けた農業関連事業の実践
基本戦略2 経営環境に対応した信用・共済事業の実践
基本戦略1 部門別損益管理の徹底による効率的な事業運営体制の構築
基本戦略2 健全経営のための内部統制の確立