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トマト
いつ買える?
4~11月
◎美味しい見分け方
トマトは、ヘタの部分で新鮮かどうかを見分けることができます。ヘタが青くてみずみずしいものを選びましょう。また、ヘタの切り口が黒く縮んでいるものや、黄ばんでいるものは避けましょう。
果実の色は、ヘタの周りが少し緑色で、平均的に赤く色付いているものを選びましょう。
形は全体的に丸く、張りがあるものがおいしいトマトです。角張っているトマトは、種と果肉が離れて空洞ができているものが多く、水分も少ないようです。また、ヘタの近くにひびや傷のあるものも避けましょう。
◎保存方法
トマトは、冷蔵庫の野菜室(5℃前後)で保存しましょう。冷やし過ぎは味が落ちる原因となります。
完熟トマトを購入した場合は、ビニール袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存すれば、熟れ過ぎることはありません。逆に、未完熟のトマトは、常温で保存して熟してから冷蔵庫の野菜室で保存します。
長期保存する場合は、完熟してから水煮にした状態で保存するか、水煮にした後にペーストやソースにして保存しておくと便利です。
おいしい食べ方
●生食(サラダ)
サラダにする場合、皮付きのままでも十分おいしいですが、皮をむくと食べた時の口当たりが良くなります。
[皮のむき方]
・湯むき…トマトの中央に浅く十文字の切れ目を入れて熱湯につけると、その切れ目の皮がむけてきます。それを手でゆっくりむくと簡単にトマトの皮が取れます。
●焼く
ヘタをくり抜き、グラタン皿などに並べて、約160℃にしたオーブンでじっくり焼きます。余分な水分が蒸発し、甘味が際立ちます。
また、湯むきしたトマトを厚めに切ってグラタン皿に敷き詰め、塩・コショウとチーズをのせて、焼くのもおすすめです。
●煮る
湯むきしたトマトを、サイコロ状にカットしてカレーや様々な煮込み料理に入れると味のアクセントとなります。
●ピューレにして
湯むきしたトマトをミキサーにかけ、ピューレ状にします。塩・コショウなどで味付けすると魚料理などに使えます。さらに酢を効かすとドレッシングになります。
この野菜のおすすめ料理
旬の時期カレンダー
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トマト
豆知識
由来
トマトは、ナス科の1年生果菜で、原産地は南アメリカのアンデスの高地です。
アンデスでは紀元前1000年に栽培されていたという説もありますが、 一般的には10世紀ごろメキシコに持ち込まれた野生種のチェリートマトが、栽培品種化されたという説が有力です。
1530年頃にスペイン人の航海家によって、ジャガイモと共にヨーロッパに伝わりました。当初は観賞用として栽培されていたようです。1600年頃から南欧諸国で煮物やケチャップとして食用にされるようになりました。
日本には18世紀に渡来し、最初はヨーロッパ同様、観賞用として栽培され、明治の初期に食用として栽培され始め、家庭の食卓に登場するようになりました。
特徴
トマトの品種は、赤色系、桃色系などがあります。皮が黄色く厚くて丈夫な品種が赤色系、皮が薄くて無色透明なのが桃色系です。このように、トマトの皮の色によって品種が分かれていますが、皮を剥いてしまえば、果肉の色はみんな同じです。
赤色系のトマトは酸味と香りが強く、日本ではジュースやケチャップ用に使われています。桃色系のトマトは香りが弱く、甘みがあるため、日本では生食用として、現在では圧倒的に人気があります。

トマトの主な品種は・・・
[桃太郎]
桃色系トマトの完熟品です。
現在最も多く出回っている品種で、熟しても果肉がくずれにくい品種として開発されました。
[ファースト]
先端がとがっているのが特徴の、桃色系の大玉トマトです。
果肉が崩れにくく、かつては冬トマトの代表的な品種でした。
[赤色丸玉]
ジュース用の赤色系トマトです。
1株に実る果実がいっせいに熟し、ヘタと果実が離れやすいため、栽培効率がよいのが特徴です。
[ミニキャロル]
甘みがあるミニトマトです。
病気に強く家庭菜園に向いています。
[イエローキャロル]
最近登場した黄色いミニトマトです。
食卓にいろどりを添えることができることから、イタリア料理などでもよく利用され、最近では一般家庭でも使われるようになりました。
 
現在、トマトの主流になっている品種は「桃太郎」です。糖度が高く生食に向いているため、家庭用として定着しました。ただ、火を通して料理に使用するのには甘すぎて不向きなようです。
トマトをよく利用するイタリアンレストランなどでは、用途に応じて、以前主流で栽培されていた「ヨーズ」や「ファースト」といった品種を好んで使っているところもあります。
効能
欧米では「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、精力がつく食品 として常用されています。
産地レポート
JA遠州中央でも、昭和60年代に入って、それまで作っていた「ヨーズ系」から「ファースト系」に代わり、ほどなく完熟系の「桃太郎」に切り替わり、現在JA出荷は全て「桃太郎」となっています。
平成20年度よりときめきトマトとニューレッドトマトが統一し'ときめきニューレッド'の名称で出荷を行なっています。出荷時期は10月~翌年6月末まで暖房加温ハウスで栽培しています。
トマトの出荷時期は10月~翌年6月末で、暖房加温ハウスで栽培し、4kg・1㎏ダンボール・袋・パックで出荷しています。そして、最近流行しているのが「フルーツトマト」と呼ばれているものです。フルーツトマトは、栽培の段階で水分を極端に減らして栽培する方法「通称 しぼり栽培」をとっています。これは、原産地アンデス高地の雨の少ない気候にあわせて栽培するためです。
水分を極端に減らすため、葉も小さく果実の肥大が少なく小玉のトマトになり、太陽をいっぱい浴びて甘味も成分も濃縮されてとってもフルーティーなトマトができあがります。
フルーツトマトは、桃太郎がベースになっていることが多いのですが、別の品種を使用している所もあるようです。ベースになっている品種を問わず、同じ栽培法で栽培された全てを総称して「フルーツトマト」と呼んでいます。
フルーツトマトは品種の1つではないため、各産地から出荷されているトマトは、それぞれに名前が違い、味も違います。フルーツトマトを一度食べて美味しいと思ったら、同じ産地の同じ名称のフルーツトマトを選んで購入すれば、間違いありません。
JA遠州中央でもフルーツトマトを、1kgダンボールで1年中出荷しています。それがスイートピュア。また、期間限定として500gパック・1kgダンボールでトロピカルとまとが出荷されています。これ以外にも管内各地区で良心市などへ直接販売しているフルーツトマトもあります。それぞれ特徴があり嗜好が分かれますので、お好みに合わせて購入してください。
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