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シャンサイ(香菜)[パクチー]
いつ買える?
いつでも
◎美味しい見分け方
香菜は葉がみずみずしく緑色が鮮やかなもの、茎があまり太くないもの、葉先までシャキッとしているものを選びましょう。鮮度の見分け方は葉の色を見てください。黄色っぽく変化したら、鮮度が落ちた証拠です。
◎保存方法
<葉>
乾燥させると風味が落ちてしまうので、生で利用します。
お店で購入した場合は、濡らした新聞紙などで包んで、冷蔵庫で保存します。家庭菜園などでたくさん収穫した場合は、オリーブオイルやワインビネガーなどに漬け込んで保存しますが、 長期保存には適さないので、なるべく新鮮なうちに使い切りましょう。

<種子>
収穫したら、完全に乾燥させて、タッパーなどの密閉容器で保存します。種子を丸ごと保存しても、ミルなどでパウダー状にしてから保存してもよいでしょう。
おいしい食べ方

<葉・茎>
強い香りを持つ葉や茎は、好き嫌いの分かれるところですが、魚や肉料理に添えると、素材の臭みを消してくれます。
最初は、葉を細かく刻んで、カレーなどの煮込み料理に使ってみましょう。料理の味に深みを与えてくれます。
香りに慣れたら、サラダ、中華粥やスープに添えたり、魚・肉料理に使います。素材の味を引き立ててくれるはずです。
その他、メキシコ料理では、トマトソースに混ぜたりもするようです。いわゆる「エスニック料理」と呼ばれる料理には、ほとんど合いますので、チャレンジしてみて下さい。

<種子>
個性的な香りの葉や茎に比べて、完熟した実は柑橘系の芳香が特徴です。
香辛料として、実を丸ごと煮込み料理に入れたり、ミルなどでパウダー状にしたものをカレーやピクルス、ソーセージなどに使います。
また、 その甘い香りから、クッキーやパンなど菓子類の風味づけにも使われます。
旬の時期カレンダー
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
シャンサイ(香菜)[パクチー]
豆知識
由来
香菜はセリ科の一年草で、地中海沿岸・西アジアが原産とされる野菜です。香菜には別の名がいくつかあり、タイ語で「パクチー」、英語で「コリアンダー」、時には「チャイニーズパセリ」「カメムシソウ」と呼ばれることもあります。古来から医療目的やハーブ(薬草)として使われており、日本には、10世紀前後にシルクロード経由で中国から伝わりましたが、香りが強いために当時はあまり好まれませんでした。しかし、最近の食の多様化や、テレビ・雑誌などで盛んに魅力的な効能などが取り上げられたことで、首都圏を中心にブームが起こっています。
特徴
香菜は、別名「カメムシソウ」と呼ばれる通り、葉や熟していない実にはカメムシとよく似た独特の香りがあり、魚などの臭み消しなどに使われています。葉や茎の独特の香りは、 葉・茎・根などに通っている管が壊れると香るため、葉や茎などをちぎると香りを放ちます。
日本以外のアジアでは、生葉を使うことが多いようです。特にタイ料理には欠かせない食材で、葉だけでなく茎や根も食材として利用されます。
また、熟した実には柑橘系の香りに似た芳香があり、乾燥させてカレーなどに入れる香辛料として、あるいはお菓子の香り付けなどに利用します。
効能
香菜の葉には、ビタミンCやカロテンが豊富に含まれており、消化促進、血液の浄化作用、強壮効果などがあるといわれています。
実の成分には、たんぱく質と調和する性質があるため、健胃や整腸に効果があり、漢方薬でも利用されています。すりつぶした実と蜂蜜を混ぜて咳止めに利用するなど、古くからさまざまな薬効が認められていました。

【女性にうれしい香菜の2大効能】
①抜群のデトックス(毒消し)効果
日常生活の中で少しずつ体内に溜まった重金属などの有害物質や毒素を体外に排出するといわれています。
②アンチエイジング(抗酸化作用で老化抑制)効果
細胞の老化の原因とされている活性酸素が増えすぎるのを抑えるといわれています。
産地レポート
香菜の種は大きく、1つの種から2つの芽を出します。外皮が硬く発芽しにくいのが特徴です。
そのため、栽培時には、種をまいた後たっぷり水を掛け、なるべく早く外皮を軟らかくし、発芽を促します。このほか、水で外皮を軟らかくしてから種をまく方法や、種を2つに割ってまく方法などもあります。

香菜を始め、セリ科の植物は密集すると、株同士が競争をして早く成長するという特徴を持っています。種のまき方によって、異なった特徴の香菜になります。
種をまく時に高密度にすると、早く成長し横に広がらないため、1本の株のボリュームが小さく、非常に軟らかい香菜になります。
逆に種を低密度にまくと、生育がゆっくりで横に広がるため、 1株のボリュームが大きくなります。
販売用に栽培する場合、種を低密度にまく方が、経費の面で考えると得ですが、畑の利用効率の面で考えると効率が悪くなります。

JA遠州中央では100gを1束にし、15束入りのスチロール箱を1ケースとして、周年出荷(日量80ケース程度)しています。平成28年度は40人の生産者がビニールハウスやガラス温室で栽培しています。平成27年度は関東の市場15社を中心に約22,500ケースを出荷しました。

生産者は、収穫する際、根が付いたまま収穫し、水洗いをして、完全に水を切ってから荷造りしています。
また、需要の高まる夏場の鮮度保持対策として、荷造りから市場まで、できるだけ低い温度を一定に保つ流れをつくって高品質な出荷につなげています。
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