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海老芋(エビイモ)
いつ買える?
10~2月
◎美味しい見分け方
ふっくらと丸みがあり、表面に傷の無いものを選びます。持った時にズッシリと重みを感じるものがおすすめです。逆に軽い物や軟らかくなっているものは避けましょう。
◎保存方法
海老芋を含めサトイモ科の作物は、土を落としてしまうと、乾燥して品質の低下が早まるので、土がついたまま冷暗所に保存します。
あまり低温になると、品質低下につながるので、冷蔵庫には入れないようにしましょう。スーパーなどで土を落としたものを購入した場合は、濡れた新聞紙で包んで、乾燥を防ぎましょう。 
おいしい食べ方
海老芋はやや厚めに皮をむいて、煮物や揚げ物などの料理に使います。サトイモ科の作物を調理する際に「アクを取るために一度ゆでこぼす」といわれますが、皮をむいて水で洗った後、水気をふきんでふいてから、ゆでずにそのまま煮汁で煮た方が、サトイモ本来のおいしさが楽しめます。
この野菜のおすすめ料理
旬の時期カレンダー
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
海老芋(エビイモ)
豆知識
由来
海老芋は、サトイモ科サトイモ属の根菜で、サトイモの品種のひとつである唐芋(とうのいも)を、何度も土寄せをするなどして、特殊栽培したものです。
江戸時代の安永年間(1772~81)、青蓮院宮(しょうれいいんのみや)が、長崎から持ち帰った唐芋(とうのいも)を京都御所に仕える者に栽培させてできた、大型で良質の芋が海老芋の始まりとされています。
栽培の際に何度も土を寄せるので、その土の重さで湾曲した形が海老に似ていることから、「海老芋」と呼ばれるようになったといわれています。
特徴
海老芋は、肉質のキメが細かいのが特徴で、煮込んでも煮崩れを起こすことがないため、煮物やおでんなどに最適です。海老芋と里芋が決定的に違う点は、子芋と孫芋です。
サトイモ科の芋は、茎が肥大したもので、株の中心に大きな親芋があり、その親芋からでる腋芽(えきが:芽の一種)に相当するのが、子芋や孫芋です。
サトイモは、大きく、「子芋と孫芋を食べるタイプ」、「親芋・子芋ともに食べるタイプ」、「親芋だけを食べるタイプ」、「葉柄を「ずいき」として食べるタイプ」に分けられます。
一般的に「里芋」として売られている石川早生(いしかわわせ)や土垂(どだれ)は、「子芋と孫芋を食べる」タイプで、親芋は食用には向いていません。一般的には孫芋を煮物などにして食べます。子芋は「子頭」と言われ、食べることはできますが、肉質が硬く筋も多いため、好き嫌いの好みが分かれるところです。
海老芋は、一般的には「親芋・子芋ともに食べる」タイプに分類されていますが、実際には子芋の方が親芋より大きく、市場に出荷されるのは子芋と孫芋です。海老芋の子芋は、里芋と違って肉質が軟らかく、煮崩れを起こさないため、細工料理に向いています。京都などの料亭では、昔から海老芋を海老やマツタケの形に細工して料理が作られているようです。海老芋の孫芋も、特性は子芋と同じで、里芋の孫芋よりクリーミーな食感を味わうことができます。
効能
サトイモ科の作物の主成分は糖質とたんぱく質で、腸内吸収率が高く、穀類のでんぷんとは違う性質を持っています。脂肪の燃焼に必要なビタミンB2が多く、カロリーも低いので、ダイエットには最適な食材といえます。塩分(ナトリウム)の排泄効果があるカリウムが、ジャガイモよりも豊富なので、高血圧が気になる方の栄養補給にも適しています。また、サトイモ科独特の「ヌメリ」の正体は、ムチンという解毒作用のある酵素で、肝臓や腎臓を丈夫にし、老化防止に役立つといわれています。
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