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JA遠州中央管内の安全・安心な農産物を栽培する生産者、「食と農」の魅力を発信する方々などをご紹介します。
親子で収穫作業親子で収穫作業
JA営農指導員に相談する佐野さん親子JA営農指導員に相談する佐野さん親子
田んぼがトウモロコシのほ場田んぼがトウモロコシのほ場
No.3 こだわりのトウモロコシを親子で作っています!
(生産農家)佐野 喜治さん[森町]
元々はお茶やお米を主に栽培する兼業農家でした。30年前、レタス栽培をはじめたことがきっかけでお米とレタスの専業農家となり、25年前からは夏場の休耕田対策として暑さに強い作物としてトウモロコシ(ピーターコーン)を作るようになりました。今では、ピーターコーンよりもさらに甘くて軟らかい早い品種の“甘々娘(かんかんむすめ)”を8割、遅い品種の“甘太郎(かんたろう)”を2割の割合で作っています。最近は甘太郎と同じ時期に出る“雪の妖精”という真っ白いトウモロコシにも挑戦しています。
こだわりは水田で作ることです。森町のトウモロコシはお米を作る水田で作っています。これは水田を有効活用するため、試行錯誤の上に生産者が考え出したもので、基本的に「トウモロコシ→お米→レタス→トウモロコシ」というサイクルで作付けしています。水田で作ることにより、畑作と違い土の保水力の点で違います。それと、堆肥にも秘密があります。これは地元畜産農家の協力により、有機資源を活用した良質な“森の有機堆肥”を作って施していることです。これらの点でトウモロコシの糖度は、普通は15~16度ですが、18~20度と格別に違うのだと思います。現在は「森のトウモロコシ」として、テレビやラジオで取り上げていただけるようにもなり、知名度が上がってうれしいです。
我が家では、長男が工場勤めのサラリーマンから就農してくれました。こうして2世代にわたり農業ができるのは、地元農産物の知名度が上がり、比較的安定した収入を得られるようになったからです。これもこれまでの経験の積み重ねのたまものだと思います。今後も他の生産者や息子と切磋琢磨しておいしいものを作っていきたいです。

(2016年7月取材)
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